JUGEMテーマ:健康
こんにちわ、最近ブログの投稿が滞っていました。
ゴールデンウィーク、皆様いかがお過ごしでしょうか。
三華堂は平常運転ですので、もしご利用の方は気軽にお電話ください。
鍼灸整骨院を営業していますと、幅広い年齢の方と接することになります。特に年上世代の方とお話しする機会があります。
年が上の方が抱える体の悩みも様々ですが、私が見ていた中で痛み系で大変そうで、そして治りにくい症状といえば、
膝
そして
股関節
です。
若い世代の人からするとなじみもなく他人事の痛みだと思います。
でも、他人事ではありません。そのことをブログに書いてみたいと思いました。
さて、こういった股関節や膝関節の痛みを引き起こしている人の話を聞くと、大体が体重の問題を抱えています。
体重が股関節と膝関節を変形させてしまって痛みを引き起こします。
そして、若い人、といっても40代くらいの人ですが、体重が少しありすぎる人とお話をした時に、少し体重を減らした方がいい事を本当に軽くですが伝えます。
理由は膝と股関節を壊す可能性が将来高くなるからですね。
でも、若い世代の人は70歳になった自分を想像することが難しいからだとは思うのですが、恐らくあまり心に届いていません。
そして、さらに若い世代の人たちとお話していて年が上になって出てくる痛みや病気の事を伝えたとしても、そんな長く生きなくてもぽっくり死ねたらそれでいいと思う、という反応をします。
こういった、いろいろな世代の方々を俯瞰してみている立場だと様々見えてくるものがあります。
?若い人たちは自分たちが年をとった時の事がいまいち想像できない。自分事とは思っていない。
?体の健康を気にしていない人は、70歳くらいまでにはぽっくり死ねると思っている。
?年上になって実際体を壊すと、今までは聞き逃していた健康食品(サメの軟骨とかいろいろ)の情報を気にし始める。
?特に股関節を壊した場合、夜も寝れない苦しみをずっと味わう事になる。
こういう所でしょうか。
若い時は自分の70になった姿を想像することは難しいのですが、年が上の方々を見ていると、たいていの人はなんだかんだ70歳くらいまで生きる事になるのではないかと感じます。
そして、70歳を超えた後、そう都合よくぽっくり死ねる人は案外少ない。
70歳以降からは、若い時に体を管理していたかどうかで生活の質が変わってくるように思います。
特に体重管理が出来ていない人だと膝に痛みを抱える事が出てくる。
さらにひどい人だと、股関節に痛みを抱えるようになる。
膝の痛みはなんとなくわかると思うのですが、股関節の痛みってよくわからないですよね。
でも股関節変形の痛みはじわじわと精神を疲れさせます。
どういったところが大変かというと、
?座っててもいたい
?立って歩いてもいたい
?寝ててもいたい
?痛いから眠れない。
?眠れないから夜トイレに起きる
?トイレに起きるけど歩くと痛い。
?変形している側で寝ると痛いので寝返りが打てない。
とにかく痛いだらけ
激しく痛むわけではないのですが、とにかく何をしていても何かしら痛みが出るようです。
しかも変形してしまうと、変形自体は治りません。オペをしない限りは。
こういったお話を聞いていると、やはり体重管理って大切だなと僕は感じるわけです。
でも、なかなかこういった危機感は伝わらない。
どこかに自分ごとではないと思っているからだとは思います。
しかしながら、今一度、自分が70歳になった時の事を考えてみてください。
きっと、健康とか体重とかどうでもいいと思っている人も70歳くらいまでは生きると思います。
そうなった時、膝と股関節が変形してびっこを引きながら歩くことになっているかどうかは、今、ご自身が抱えている体重によって変わってくる可能性がある。これは他人事ではありません。
体を壊してからサメの軟骨に興味を持つようになっても、その時はすでに遅い。ご自身も苦しいし、家族の負担も増えます。
と言う事で、皆様、若い時からしっかり体重管理と健康管理をして、来るべき70歳に備えましょう。
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JUGEMテーマ:日記・一般
JUGEMテーマ:健康
こんにちわ、少し忙しくしていてブログが書けていませんでした。
今日はタイトルにあるように五十肩のケアに使えるツボの紹介です。
というか、実は『とりさるモンの治療院!』で最近五十肩を取り上げる動画を作っていました。
その動画の紹介ブログです(笑)
第十話では五十肩の痛みが起きる理由と解説をしています。
そして第十一話ではケアに使えるツボの紹介をしています。
詳しい事はアニメ動画の中で解説しているのですが、五十肩は肩甲骨の動きが制限されて発生している人が多いように感じます。
肩の痛いところはもちろん大切ですが、肩甲骨の動きの悪さを意識して施術しないとなかなか好転してきません。
肩甲骨の周りにはたくさんのツボがあり、そのツボを刺激することで肩甲骨の動きを良くすることが出来ます。
とは言え、あまりにも沢山あり、難しいツボもあるので第十一話ではピックアップして五つのツボを紹介しています。
よろしければご覧になって参考にしてください。
ただ、自己ケアには限界があるのであくまで治療は専門家に任せて、それをサポートする形でこの動画を参考にして頂ければと思います!。
みなさま肩甲骨を健康にして、五十肩から卒業しましょう(笑)
【調布市国領で腰痛治療から自律神経ケアは三華堂はりきゅう整骨院】
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JUGEMテーマ:漫画/アニメ
少し前になりますが、2月終わりまで開催されていたJRとガンダムのコラボ、ガンダムスタンプラリーに鍼灸整骨治療の精霊とりさるモンと一緒に参加してきました。
その時の動画をアップしたのでご覧いただけると嬉しいです
スタンプラリーの内容としては都内近郊にあるJRの駅65駅にガンダムのスタンプが設置されていまして、そのスタンプをひたすら集める、というほぼ修行のようなものです(笑)
今までスタンプラリーという存在は知っていましたが、今回ガンダム関連と言う事もあり、とりさるモンと一緒に回ることにしました。
それにしてもすごいボリュームです。スタンプラリーの中でも相当ボリュームがある方なのではないでしょうか?
スタンプラリーマニアっているのかな。もしいたら聞いてみたいです(笑)。
ガンダムスタンプラリー65駅全駅制覇チャレンジ前編は、スタートの新宿駅から新大久保駅までの35駅(くらいだったような)までのスタンプラリーを記録した内容になります。
そもそも初めてづくしの企画でした。
以下思い当たる事です。
?動画に出演することが始めて
ガンダムスタンプラリー65駅全駅制覇チャレンジ前編はカメラの前でしゃべる事で割と神経を使いました。僕の声が大きいので撮影中は割と目を引く事もあり、あまり恥ずかしいと思わない自分でも、少し恥ずかしかったです(笑)ユーチューバーって、本当すごいなーとリスペクトします。
?初めてとりさるモンというアニメキャラクターとライブで共演する事
そもそも今回は僕一人で周っているわけではなくとりさるモンと一緒に周っています。相手がアニメキャラクターなのでこの辺りもなかなか動画が出来るまでどうなるのかわからない状態でした。要は手探りでやっていたのです。でも以外にできた動画を見るとちゃんととりさるモンとやり取りができているのでこれはまたやってみたいと思いました。
?スタンプラリーやったことない
スタンプラリーってそもそもやったことがないのです。周っていて感じたのが、大人が多い事、そして子供も割といた事でした。スタンプラリーってやる人いるのか、と思っていたのですが、さすがにこのクラスのスタンプラリーになるとみんな楽しんでいるようでした。
?行ったことない駅が満載
今回初めて行きました、という駅がいっぱいでした。ただ、新宿から大体1時間圏内だったので以外と周れてしまいます。都区内パスというものがある事も初めて知ったので、一日でいろんな駅に降りる場合は都区内パスを使った方がお得だと言う事も知りました。初めての事ってやってみるものですね(笑)
?カメラを触ったことがない。
ビデオカメラはいつかは買わないといけないと思っていたのですが、今回この企画のために思い切って買ってみました。
使い方って難しくて、被写体との距離感やアップなどの使い分けなどやることはいろいろ。逆光の問題もありますし、マイクの有無もある事を知りました。ピンマイク欲しいですね。内臓マイクだと大声で話さないとマイクが声を拾わないので大変です。
と言う事で前半部分はこんな感じでした。
後半に関しては前半で感じたことを踏まえて臨むことができたので少し馴れが出てきました。とりさるモンも口数が増えて、やり取りも柔らかくなりました。やっぱり場数ですね☆
総括してみると、スタンプラリーは計画的に、と言う事ですね。周る前のリサーチが大切です。
もうスタンプラリーをすることはないと思いますが(笑)、これからまたとりさるモンと一緒にどこかにレポートに行きたいと思います。
やってみて、こういうのもたまには悪くないという印象でした!
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JUGEMテーマ:健康
最近患者様と話していると、骨盤矯正ベルト、のお話を伺います。
通信販売やテレビショッピングで目にすることがあったので存在は知っています。少し見た感じですと、骨盤を固定しずれを直していく、というようなものだと思います。
若い女性でも流行っているようですよね。美容関連グッズになるので若い人の方が注目しているのかもしれません。
さて、この骨盤矯正ベルト、僕たちのような施術者目線で行くと皆さんどうお考えなのでしょうか。
骨盤の動作としては、基本的に稼働するもの、です。
どういう時に動くかというと、
歩行時
体を捻じる、等の時
寝ている時の寝返りの時
などなど。
様々な時に骨盤は微妙な動きをして、各関節に負担がかからない様に体の動きの手助けをしています。
しかし、骨盤矯正ベルトを着けてしまうと骨盤周りを締め付けられてしまい、動きが制限されてしまうように思います。
圧力の強い下着をつけているようなものでしょうか。そうなると、体の動きも悪くなりますし締め付けによりリラックスもしにくくなることから、あまり体にとってはいいものではない気もします。
そしてベルトを付けることで、自分の筋肉の代わりに体を補助してしまいますので、筋力の低下にもつながると感じます。
腰痛治療の時も、ある程度急性期を超えた場合はコルセットは外していただくように指示をします。それは筋肉サポートが長すぎると、筋力低下につながり、結果として腰痛治療の妨げになるからですね。
筋力低下に関してはこれと同じことが言えるのではないのかなーとも感じます。
+面で考えれば締め付けていればその部分の皮下にはむくみはたまりにくくなるので、腰部においてはむくみがとれたように見えるとは思います。
ということで、多少のプラス面はありますが、結果を申し上げると、骨盤矯正ベルトで骨盤を固めて矯正しようという考えは少々乱暴な考え方ですので、偏りが出たら手技で誰かに直してもらうのが一番です。
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JUGEMテーマ:健康
今日は季節外れの低気温。自律神経が弱い人にとって、この低気圧は体に堪えるでしょう。
自律神経が良くない、という言葉はよく聞くと思いますが自律神経ってどこにあるのかを知っている人はあまりいません。
というか、自律神経ってなに?って思う人もいると思います。
ということで今日は自律神経の場所に関して軽く書きたいと思います。しかしながら、全部書いていてはきりがないのでここでは自律神経の中の交感神経の場所を記載していきます。
自律神経とは、交感神経と副交感神経を合わせてそう呼ばれます。交感神経は体の機能を亢進させる神経になります。
詳しい機能に関してはググってみてください(笑)
さて、交感神経の場所、でございますが、一番大きな幹が背骨の両脇を背骨に沿って走っておりその交感神経幹から枝が伸びてそれぞれの臓器に走行しています。
上記は背骨を前(お腹側)から見た画像。ピンク色の物が交感神経幹です。
自律神経といわれると、目に見えない不思議なものと思ってしまいますが、このように、ちゃんと形があるものです。これは交感神経なので副交感神経はまた別の場所にあるのでまたの機会に。
位置的に言えば背骨の前にありますので、背骨の動きに関係してくるように思われます。医学的にそれが立証されているわけでもありませんが、背骨を意識して施術をしていると体の緊張が落ち着いてくるのを見てもそういう事なのだろうと思います。
交感神経の能力が落ちれば、相対的に副交感神経の働きが強くなる傾向があります。そうなると、自律神経失調でよくみられる、体が動かないや、頭痛が起きやすい、などなど副交感神経が過剰に働きすぎるときに出る症状が出やすくなります。
そういう方に対しては、能力が落ちた交感神経の働きを上げてあげる事を意識して、背骨周りの緊張感をとってあげて、背骨の可動性を良くすることで、症状改善していきます。
こうやって、どこに何があるのか把握していれば、解決策も見えてきますよね。
ということで、体の事に関して少しでも知識があると、対策方法のイメージが出来、自分の身に起きることに怖がらなくても良くなります。
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JUGEMテーマ:健康
こんにちわ、最近暖かくなってきましたが、まだまだ寒暖差が激しいですね。
春になり寒さが減っては来ていますが、冬からこの季節に多いのが腰痛です。
特にぎっくり腰になりやすい季節。
まだなったことがない方には分からないのですが、ぎっくり腰になると初めてなった人は痛さで絶望します。
大体ぎっくり腰の人は【この世の終わり】というような顔でいらっしゃいますが、治ってくると安心するのか、ぎっくり腰になったときの事を忘れていきます。
冬は寒さで筋肉が動きにくいから腰を壊しやすいのでしょう。そして春は寒暖差があるのでやはり体が冷えやすい。
暖かくなると血管が開いて体が弛緩しますが、そのあと寒くなると開いた血管から体が冷えやすくなります。
その為冷えっぱなしの冬より体に寒さが入りやすく、暖かくなったにも関わらず変わらずぎっくり腰や腰痛になりやすいのだと思います。
ぎっくり腰になっても治療をせずにおいておいて、1か月くらいしても痛みが引かないので治療を受けに来る方もいます。痛みは発生してから処置までの時間が長くなればなるほど改善しにくくなります。なのでほっておいても治っていくかもしれませんが、治らない可能性を考えた場合、ぎっくり腰になった時は全力で治す事をお勧めいたします。
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JUGEMテーマ:日記・一般
こんにちわ、今日はお休みです。
突然ですが、最近芸能人の方が急逝されることが目につきますね。大杉漣さんがお亡くなりになったことは記憶に新しいです。
患者さんとお話していても、そういうニュースがあると軽く話題になったりしますので、死ぬという事についてたまにちらっと考えたりすることがあります。
考えるといっても別に自殺するとかそういう事ではありません(笑)
さて、そんな【死ぬ】って事でございますが、皆様どう感じますか。
どう感じるかといわれても、さあ?って感じですよね(笑)
今日は僕が感じる死ぬって事に関して軽く書いてみたいと思います。本当軽くね。
端的に言うと、死ぬっていうことはそれほど怖いものなのだろうか、というのが僕の死に対する感想です。
僕はアニメが好きだということは公言している通りでございますが、アニメを見ていても、映画を見ていても、死ぬということに対して結構怖がったり、恐怖したりする描写が描かれることは多いです。
実際、世の中ではそういう風に思う事が多いのだろうと思います。
だがしかし、死ぬ という結末に関して言えば、僕的には
『これ以上いろいろ考えなくていい』
『お金稼がなくていい』
『病気になって苦しんだり痛い思いをしなくていい』
『WEBさわらなくていい』
とか、とにかく現代の呪縛からいっきに解き放たれる事である、と感じるわけです。要は、死んだら楽なんじゃない?って思うのです。
ただし、そこに至る過程が大変問題で、一瞬で死ねたら怖くもないし痛くもない、しかし、じわじわ死ぬと痛いし苦しいし、と思うわけです。
死ぬことよりもそっちのが気になります。
そう考えると、死ぬこと自体はそんなに怖い事ではなく、むしろ楽になる事なのではないか、という結論になるわけですね。死んだあとは何もわからないですからね(笑)
そう考えるようになってから、誰かが【死ぬ】 という結果をニュースで見ると、【死んだ】、という結論よりも、【どうやって死んだ】のかという事の方に興味が行くようになりました。
例えば大杉漣さん、確か心臓の疾患だったと思いますが、心筋梗塞や脳梗塞で死んだ場合、多分その時は苦しいでしょうがせいぜい一日。その後の事は本人は何もわかりません。こういうと本当に不謹慎で申し訳ないのですが、僕的目線でこの事実に対して感想を述べると、それほど悪くない死に方だな、と感じます。
むしろ、生き残ってしまった場合の方が悲惨です。脳梗塞であればマヒが残ったり、心臓であればいつまた来るとも分からない恐怖と戦う。そうして何年も苦しんだ挙句に、やっぱり死ぬ。
一般的には生き残った方が幸せに思うのですがたぶん、場合によっては苦しむ期間が長くなることもあります。その間にいろいろと人生を楽しむこともできるのでしょうが、どちらの方が幸せなのかは、よくわかりません。もちろん、生きようとしている人を否定するわけではないのでそこはご容赦頂ければと思います。
死ぬことを肯定しているわけではなく、【訪れた死を受け入れる】考え方というか、そういう発想になると【死ぬ】という結果に関して見えるものが変わるのではないかと感じる今日この頃です。
そうやって【死】に対していろいろ考えると、【死】って本当に怖い物か?という疑問が生まれてきます。
あと、【無駄のない死】を迎えるということは、その人の人生において、神に与えられた【人生の課題】をクリアしているから、という考え方もあります。課題と目的を終えたゲームはクリアになりますよね。そして次のステップに進んでいく。
そう考えるとますます【死ぬ】という結果に対しての思いはまた変化してきますよね。
このあたりの話はまた気が向いたときにしていきましょう。
ではまた。
【調布市国領で腰痛治療から自律神経ケアは三華堂はりきゅう整骨院】
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JUGEMテーマ:健康
こんにちわ、今日も引き続き雨。低気圧が居座っている状況なので体がしんどい方も多いのではないでしょうか。
最近低気圧の事を調べていて気になったアプリがあります。
それは 気圧の変化を予測して、頭痛・天気痛対策ができるアプリ 頭痛ーる、というアプリです。
アプリを使う事で低気圧が来ることを事前に察知が出来て気象病持ちの方は事前に対策が出来るというものです。
自律神経の働きの事を考えるととても有効なアプリだと感じます。
事前に分かれば、体調が悪くなる前に薬を服用することで症状の悪化を防げるという事です。
さて鍼灸で気象病の方に対して刺激をするとどうなるのでしょうか。それは継続的に施術を行うことで気象の変化が訪れた際にも症状が出にくくなるという事を狙って施術を行います。なので最終的には気圧の変化をそれほど意識しなくても良くなると感じます。しかしながら刺激をしたからといってすぐに効いてくるわけではありません。
なのでしばらくは気圧の変動に左右されることになるでしょう。そういったときに、事前に気圧の変動の事を知っていれば突然体調が悪くなるということは少なくとも防げるので、心理的には楽になるはずです。
うまくアプリと鍼灸施術を併用してよりよく低気圧と付き合っていく方法を少し考えてみたいと思います。
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こんにちわ、最近気圧の変化が激しすぎて本当に大変です。
今日は気象変化で起きる自律神経の事を書きたいと思います。
というのも、先日たまたまホンマでっかTVを見ていましていろいろと気になったので記事にしようと思いました。
2018/03/07日に放送されたホンマでっかTVで、俳優の染谷将太さんが出演されており、その際低気圧が来ると調子が悪くなることを相談されていました。
その時話していた症状が以下の通り
?朝起きられない
?頭が痛くなりぼーっとする
?スタジオにこもると気持ち悪くなってフラフラする
?演技に支障が出る
恐らく他にもあるのでしょうが大体はこのようなところです。
出演していた講師陣の方々 特に澤口先生と植木理恵先生の反応がこちら
澤口先生は、低気圧で腰痛や頭痛が起きるのは否定されているとコメント
植木理恵先生は、本当に低気圧だけが理由で調子が悪いのか?と低気圧以外の要因を探す様子
そういった講師陣の反応に染谷将太さんは小さい時から低気圧が来たときは調子が悪かったと食い下がります。
低気圧で体調が悪くなると思っている方とそれを否定する学者陣、ここで私からの意見としては、
?澤口先生がおっしゃる低気圧による腰痛の出現と頭痛の出現の否定は正直どうかなと感じます。気圧によって体が変化する事は解剖学や生理学をかじってる人ならば容易に想像が出来、かつ毎日くる患者さんを診ている経験則からして一論文でその事実が否定されているからといってそれがすべての根拠になりうるとは言えないからです。
そもそも医療論文の見解が5年後10年後に否定されるなんてことは日常茶飯事なので、正直論文の意見はあくまで参考程度に考えるのがよろしいかと感じます。ビタミンCが風邪の症状を軽減するという事も昔は全否定されていましたが今は見直されつつある事からもそれは言えます。
?植木先生の他の要因を疑う、ということは、まあ気持ちはわかります。確かにそれだけの要因と決めつけることは危険ですから。
しかし、最初から患者さんの話を真っ向から否定する姿勢としては医療人としてあまり患者さんから信頼されるやり方ではなさそうですよね(笑)。私としては反面教師として勉強になります。
そして、染谷将太さんのヒアリングの結果として植木先生が提示したものが
多くが気のせいである。というもの。
それでも低気圧で調子が悪くなるという染谷将太さんの言葉に
まあ 大変ですね と一言でした(笑)
いやー面白いですよね。医療知識を持っている人がこれだけ沢山いても自律神経と気圧に関してこれだけ意見が変わってくる。
しかしこのやり取りを全国ネットで流して果たして植木理恵先生はそれでよかったのか。
普段診療をしているのかは不明ですが、これではあまりにも相談者さんが浮かばれません(笑)
もちろん染谷将太さんをフォローする意見も出ていました。
低気圧により血管膨張が起こり神経を圧迫→そして痛みが生じる要因になる。
この辺りは最初に想像しそうな体の機序です。
実際気圧がるということは空気の圧力が減るということになるので人間の体は膨張するのではないかと想像します。
人間は水袋の生き物ですから、血管からリンパ管等に対する外からの圧力が減れば当然内側から広げようとします。
結果として上記のような反応をすることになるのでは、と感じます。
染谷将太さんのお悩みに対しては散々な言われようでしたが解決策も提示されていました。
澤口先生案?二か月間ほどの高地トレーニング。
アスリートが良くやっている、という事で高地とレーニンを進めていました。高地は空気が少なく低圧なのでそこで暮らすことで体が順応して低圧下でも強い体になるという事なのでしょう。
現実的ではない(笑)さんまさんに一蹴されていました。
澤口案?
スクワットで下半身強化、血圧をコントロールする。
これは確かに実用的、下半身を鍛えるとそれだけ筋肉をつけることができるので低気圧下で血管拡張が起きたとしても筋肉量が血圧の下降を抑えてくれそうです。実際私も下半身トレーニングは患者さんに良くお伝えしています。
以下に動画のアドレスを張り付けておきます。
?武田先生案
与圧装置による気圧コントロール。武田先生曰く30万ほどで装置は用意できるのでやってみれば、との話です。
実はこの発想はなかったので少し与圧装置に興味が湧き調べてみました。
その結果、全然ヒットしません!そんな装置あれば30万はやすいです。ぜひ治療院の部屋の中に導入しようと思ったのですが、どうもそう簡単なお話ではないようでした(笑)
色々調べた結果、気圧調整の部屋を販売している所はありましたのでいかに情報を貼ります
気になる方は調べてみてください。
実際問題低気圧が体に与える影響に関して私も自分なりの解釈があったのですが、念のため詳しく調べてみた所 気圧の関係と自律神経に関して 名古屋大学 佐藤教授 の記事がいくつか出てきました。
そこに書かれていた内容が私が想像している物とはちょっと違い、低気圧下では交感神経優位に傾きやすいと述べられていたのでその部分に関してもう少し調べてみようかと考えています。
低気圧下であれば血管拡張が起きそうなので結果として副交感神経が優位になりそうだと感じていたのですが・・・
実際そう解説しているサイトもあるのでちょっと混乱です。
まあ恐らく気圧の変化が起きる際に体に異常感が出やすいのでその時にストレスがかかり交感神経が優位になるではないか、と思います。でも低気圧状態が長く続けば副交感神経優位になっていくのかなと想像しますが、この辺りは実証実験をしたわけではないので想像の範疇です。
この部分に関しはもう少し調べてみます。
ということで、いかかがだったでしょうか、ホンマでっかTVのお話でした。
腑に落ちない点もいくつかありましたが、皆様どう思われますか(笑)
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こんにちわ、僕が学生の時、鍼灸とかマッサージって妊娠している時はいいのか?という質問を先生にしたことがありました。
その答えは、妊娠安定期に入ってからならいいのではないかと返答を頂きました。
うちの父やその他の先生に言わせれば、別に出産ぎりぎりまでやっていいよって返答でした。
聞く相手によって帰ってくる答えが違うことは、もう何度も経験済み。
だから、自分で資料を集めて、自分で判断するしかないのが開業した人間の使命という事でしょう。
さて、今現在、治療の実戦をしていて感じる事、それは、妊娠中の体の状態を知ることが、鍼灸をしていいかどうかの答えになるという事だと感じます。
では、妊婦さんの体は一体どうなっているのでしょうか。
妊娠には
『妊娠前期』1-15週
『妊娠中期』16-27週
『妊娠後期』27-40週
と別れています。今日は全部の時期に関して記してもきりがないので、妊娠前期の施術において気づいたことを記していきたいと思います。
上記妊娠時期の中でも妊娠前期、は胎児が子宮の中で形成される時期で、最も不安定な時。流産が起こりやすい時期です。
僕たち施術家が気を付けないといけない事そして、母親が最も心配なのは鍼灸を行うことでの胎児への影響だと感じます。
その中でも最初に頭に来るのは、施術をすることで流産のリスクはどうなるのか。という事でしょう。
さて、それでは鍼灸をすることで流産を起こさないためには流産を知る必要があります。
流産とは、どういうことなのか。
『流産』
受精卵の染色体異常です。染色体に異常があるために、十分に育つことができずに流産になってしまうのです。つまり、受精した段階で流産することが決まっているともいえます 。
流産の多くは原因が受精卵の染色体異常なので、予防することはできません。
参考:こそだてハック https://192abc.com/40671
流産は染色体異常がある場合に起こるという事ですね。これはさすがに管理ができませんし、むしろ流産してしまったほうがいいパターンでしょう。そして参考サイトによると流産の大半はこれが原因ということです。
では管理できる流産のパターンでいうと、なにか、それは、生理学的に考えると、【想定外の強い子宮の収縮から起こる流産】、ということになるかと思います。
子宮は自律神経により多くの機能を支配されていますから、心理的ストレスや体への強い刺激、外気の環境による自律神経に対するストレスを与えると、子宮の収縮が予期せず起こると考えられます。よって、不自然な流産を避けるためにはそのような収縮が起こるリスクを与えなければいいという話です。これは鍼灸とか考えず、妊婦の私生活においてもです。
さて、この理屈から考えた場合、鍼灸での刺激が子宮収縮のリスクになりえるのか、ということだと思います。
鍼灸施術はその点で患者様の信頼関係と刺激量の調節があれば体への強い刺激、大きなストレスを生むことは少ないと思いますから、基本的には流産の直接要因にはなりえないと考えらえれます。極太の針をしたり、大きな火傷ができるお灸など過度に強い刺激を入れた場合は別だと思いますが。
しかしながら、鍼灸をした後に流産をすることもないとは言えません。というのも、受精卵の状態が仮に悪かったとしても子宮の状態が不健康(装置などに検出されないレベルで)な場合は、状態の悪い受精卵を排卵する力がなくなっていると考えられます。
そこに鍼灸や手技療法で血流改善がみられて子宮の状態が向上した場合、状態の悪い受精卵を排除しようという働きが出てきます。これは上記で記した自然流産の原因にあたり、生体の機能において健康な働きなので喜ぶべき事なのですが、ここの理解がないと、鍼灸によって流産が起きてしまった、という事になるでしょう。
いかがだったでしょうか。
妊娠前期の妊娠状態が不安定な時、鍼灸をすることで母体と胎児に与える影響は悪いものではないと思われます。
しかし、この時期に施術を行う場合は、患者様とご家族に対して、妊婦さんの体の状態と流産の仕組み、及び鍼灸の与える影響を伝えたうえで、将来起こる可能性も見越して施術を行う必要があるという事ですね。
鍼灸院や整骨院によってはリスクを回避するために、この妊娠前期の時期、施術を行わないという選択支があるのもなんとなくうなずけます。
もし妊婦さんが妊娠前期、鍼灸を医療の選択肢としてお考えの場合は上記事をご理解の上で、どうするのかを検討するといいでしょう。
【調布市国領で腰痛治療から自律神経ケアは三華堂はりきゅう整骨院】
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九月に入り、すっかりと涼しくなりました。しかし今年は夏の終わりが早く、八月にはすでに涼しくなっていましたね。
台風が長く滞在したりととても天候不順が続いたのが今年の夏です。
さて、そのような天候不順に見舞われた今年の夏、本来は夏の時期、治療院は少し暇になるのですが(うちの実家の治療院では・・・)今年の夏、私の治療院(三華堂はりきゅう整骨院/整体院)は少し忙しくしていました。
といってもそれは時期が固まっています。八月後半の台風のタイミングと、九月の台風のタイミングです。
面白いことに、その時期になると新規の患者様からご連絡が入ることが多いのです。
そして、その依頼内容もほぼ同じ『自律神経のケア』をしてほしいというものです。
台風や季節の変わり目は自律神経の調子が狂いやすく働きが悪くなる。それが体に出てきやすいからそういう依頼が増えるのでしょう。
その自律神経の事なのですが、働きが悪いというのはどういう状態かというと、【副交感神経が働くべき時に働かず、交感神経が働くべき時に働かない】という状態です。
日常生活のいろいろな影響で自律神経の働きが徐々に鈍くなり、普段は体にその影響が出てこなくても低気圧や季節が変動するタイミングで体に症状が出てきてしまうのです。
そうやって徐々に作られた自律神経の乱れは、一回施術しただけでそう簡単に治るわけではありません。自律神経の乱れを改善するためには生活の中で、患者様本人が自律神経をしつける生活をしていく事で改善に導くことができます。
では、自律神経のしつけ、とはどうすればいいのでしょうか。それは、本来副交感神経が働くときに副交感神経が働きやすい状態の環境を作ってあげて、交感神経が働きやすい時に交感神経が反応しやすい環境を作る事が大切です。
時間軸で考えた場合、昼は交感神経優位、そして夜は副交感神経優位になるのが体の正常なメカニズムになります。なので、夜に副交感神経が優位になる環境を用意してあげることが一つの自律神経の乱れに対するしつけになるといえます。
その方法は、毎日の入浴と夜12時までの睡眠です。入浴をすることで体の血管拡張が促されて強制的に副交感神経が優位になります。そして就寝を12時に行うことで肝臓に血液が集まり始める夜の1時には睡眠につけるので体も正常にリセットされやすくなります。
そもそも自律神経の集中的に存在する場所として、首 背中、腰が挙げられます。入浴をすることで首 肩 腰の緊張を和らげる事ができますので自律神経にとっても良い方法といえるでしょう。
後は、自律神経が集中して存在する、首 肩 腰 の刺激を鍼灸や整体で行う事でより自律神経の働きを正常に戻すことが可能です。
しかし間違えてはいけないのは、一回の治療(刺激)で自律神経の乱れを回復できる、と思わない事です。先にも述べましたが、自律神経の乱れは昨日 今日作られたものではなく、積み重なってリズムが狂ってきた結果です。よって、それだけ原因も根が深いということになります。地道にご自身の生活の中でできる自律神経のしつけと、定期的な鍼灸や整体の刺激を加えて体の緊張感を少しずつ抜いていく事で、徐々に自律神経の乱れが正常化していくという事をご理解いただいていたほうがいいでしょう。
最終的には台風の影響などで気圧の変化があったとしてもそれほど体調の変化が起きない体に変化していきます。なんでも結果が出るまでには過程が必要という事ですね。
【調布で自律神経ケアから腰痛治療まで、三華堂はりきゅう整骨院】
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JUGEMテーマ:健康
先日テレビ朝日【関ジャム】で福山雅治さんが出演していました。
福山雅治さんはデビュー当時、低い声があまり好きではなかったようであこがれていたのも氷室さん等ハイトンボイスだったようです。そしてポップ界の巨匠『槇原敬之』さんにとても勝てないと思っていたとか。
だから、歌だけでは生き残ってはいけないから作詞、作曲を無理にでもやるようにしたそうです。それは低い声でも歌える、自分らしく歌える曲を作るためだったとも話していました。
そして、現在の福山雅治さん、無理に高い声で歌を歌って戦うこともせず、自分の良さをしっかりと伸ばした結果、福山雅治さんにしか出せない世界を作り、大成功していますね。やっぱり、自分の土俵をしっかり作ってそこで戦う事ってとても大切だと思いました。
さて、前置きが長くなりましたが、僕が言いたいのは、鍼灸やその他民間療法も自分の良さをしっかりと伸ばして戦う必要があるなと思うところがあります。
近年、鍼灸も科学的な考察を多分に取り入れ、医療を意識した取り組みが行われています。その近代医療的な考え方の一つとして【EBM】 Evidence-Based Medicine エビデンスという考え方がございます。 日本語に訳すと,”根拠に基づく医療”です 。
これ、すごく大切。今まで鍼灸は難しい古典の用語を多用して何の根拠かわからない状況で施術をしていました。しかしそこに明確な根拠を持って施術しようという考え方は実際僕もそのやり方を取り入れています。
さて、このエビデンス(EBM)とても大切なのですが、最近鍼灸や柔整業界そして施術を受ける患者側がこの用語に振り回されていないかと感じるところもあります。
その治療のやり方はエビデンスがあるのか?
おたくの技術エビデンスはあるの?
的な。
特に僕ら鍼灸師、そして柔整師はどうしても医者に対するコンプレックスがあります。そういうところからどうしても横文字を使いたくなるというある種医者に対するあこがれ的な部分があるとも思います。大切でもあるが、それがゆえに振り回されてないかと感じる【エビデンス(EBM)】と僕ら鍼灸や柔整師のかかわり方を考えたいなと感じます。
そもそも、エビデンスがなぜ現代医療でとても重要視されるのか。
それは、現在利用可能な最も信頼できる情報を踏まえて,目の前の患者さんにとっても最善の治療を行う,ということになります.
つまり,EBMとは医療を円滑に行うための道具であり,行動指針であるわけです.
そして副作用による『死亡事故』を防ぐためもあります。
これらの事は僕らの使用している鍼灸や柔整においてもとても大切なことです。
では、そのエビデンスの運用はどうなっているのか。
現代医療において、エビデンスはすでに国策として向き合われています。それは医療費が増大しているために医療の質やコストの事を考えないといけないからですね。費用対効果を出すために医師会や厚生労働省などが中心にいる事でしょう。
しかし、鍼灸や柔整はどうかというと、医師の方々と違いまとまりがある公的な超大きな集団が存在しません。
よって、そのEBMを個人レベルもしくは小規模な集まりのレベルで積み重ねるしか方法が存在しないのが実情です。
これは今も昔も恐らく変わらない状況だったと考えられます。なので経験則が優先されたのでしょう。
つまり、僕たち鍼灸や柔整は今も昔も運用に至っては大きな組織化はされず変わらない状態なのです。そこに医師や薬剤師その他現代医療の方々が使うエビデンスなる言葉が出てきてそれを意識し始めたのです。
現代医療のエビデンスは大きな組織が中心となり情報共有や組織化がされた中で生まれ、そして運用されています。しかし鍼灸や柔整はそれがない状況でエビデンス(EBM)を取り入れようとしている。
その結果、使い慣れない道具に振り回される人たちが業界内や患者側にも出てきている、ということになっていると思われます。
さて、運用面において考えてみましたが、技術帯で考えた場合、僕たちの手技療法ってそもそもエビデンスをとる事ってどこまでできるのか、という疑問があります。
現代医療の場合、薬剤や手術方法等の技術を使いそれを比較運用するためにエビデンスを必要とします。これは、人体に対してとても強力に作用し、間違えればすぐに死んでしまうほどの刺激です。そして、強刺激がゆえに効果判定がしやすいと思います。
しかし、鍼灸や柔整で使う手技に関して言えば、現代医学の薬剤やオペ、その他治療方法に比較してとても弱い刺激です。そしてそれがゆえに、例えば結果を腰痛改善としたとしても、それぞれの患者さんの状況や体に合わせて場所を変えないと結果が出ずらいです。つまり同じ結果を求めようとして同じ個所に同じ刺激をしても千差万別になりかねないというところがあります。これは刺激頻度も関係してきます。
要は、技術的に考えて鍼灸や柔整はエビデンスをとってデータ化はできなくはないが、正直我々鍼灸や柔整の施術において、現代医学並みのエビデンスをそろえる事ってそもそも技術体系的に難しいんじゃないのか、と感じます。そしてやれなくはないが、そこには相当な資金力と組織力が必要になるということです。
我々手技療法者がそれでもエビデンスに頼るということを目指すとなると、その労力を払うということをしないといけない。しかしそれは現状難しいでしょう。
ということで運用面、技術面を考えても、手技療法がエビデンスと関わるにあたり、参考程度に考えあまり傾倒しすぎないほうが手技療法の良さを崩さないのではないか、という結論に僕はなります。
今も昔同様ある程度その患者様と向き合って経験を積んで得られる経験則の部分が大きな判断材料となると思います。エビデンスはあくまで一つ参考材料程度に考える。やっぱりエビデンスのみでは語れないのが鍼灸や柔整含む手技療法であるのではと考えます。
確かに、鍼灸や柔整、その他整体やカイロ、マッサージ等様々な手技療法がありますが、現代医療に比べて効果の出方がそれぞれで均一化はされていないのが現状で悪いところでもあると思います。しかしながらエビデンスをしっかりとってからでないと新薬の販売、施術や処方ができない現代医学と違い、副作用の少ない手技療法は患者様個々に合わせた施術をその場の判断で行うことができ、効果の均一化ははかれてないけどもコミニケーションや対話を重視し施術することで治療効果をより上げることができるのが鍼灸や柔整、その他手技療法のいいところであります。
そこにミクロの視点のデータ収集で得た情報をその場に合わせ使う、そして参考にすることでさらに手技療法の良いところが引き出せるのではないかと思います。
上記にも述べましたが、手技療法のいいところは副作用が少なくその為臨機応変に患者様に合わせた施術をその場の判断で行うことができる。そして効果の均一化は図れていないがコミニケーションで相手を観察し施術を行うことで治療効果をより高める事ができる事がよいところです。
我々鍼灸や柔整その他手技療法者が効果の均一化をはかる為にエビデンスを重視しすぎると手技療法の本来の良さがなくなってしまう事につながる可能性もあるなと感じます。
エビデンスという用語の振り回されず、エビデンスを取り込んで施術に利用する。
現代医療へのあこがれはある事は認めつつ、そこに傾倒しすぎず手技療法の良さを使って症状と向き合う。そのための補間材料としてエビデンスを使う。
我々はどう転んでも医師と同じ治療はできないわけで、なる事ができないあこがれを目指して変わっていこうとするのではなく、自分の良さを伸ばして戦う、それが我々が目指すべき場所だと思います。
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こんにちわ、九月に入りもう12日になりました。考えてみたら九月も中旬です。今年は八月に暑さが来ず、九月も涼しさが続いています。皆様お体を壊してはいないでしょうか。
さて、こういう状況が続くと似たような患者様が増えます。それは自律神経の症状です。
特に八月後半に自律神経の治療をしてほしいと何人かの方がいらっしゃいました。
皆様おっしゃっていることが同じで本当にびっくりしました。
みぞおちのあたりの痛み、のどの圧迫感、背中の違和感、肩の緊張感
上記の症状を訴える人がとても多かったように感じます。自律神経の治療をしているとこういった訴えはよく聞きますので、八月が夏らしくなかった為に、自律神経失調になり上記のような症状を出したのかなと想像します。
では、なぜそのような状態になるのか。ここからはあくまで考察と持論になるのでそのように見ていただけると幸いです。
そもそも、夏は副交感神経がとても反応しやすい季節です。それは副交感神経優位になる事で抹消血管を広げ、熱の排出を促すためです。
そして副交感神経が反応するとリラックスしやすくなり体としては活動しない体へとシフトします。
ぱっと聞いた感じだといい事なのですが、実はこれがずっと続くとそれはそれであまりよくないのです。なんでもバランスというものが大切ですね。この副交感神経がただでさえ反応しやすい夏に、さらに輪をかけて自律神経の偏りを起こしやすい原因が発生します。
それが台風であったり、低気圧の通過です。
この夏の体の状態にこの影響が加わると自律神経の偏りをとても起こしやすくなります。
では、自律神経の偏りってどういうもので、どうやって起きていくのでしょうか。
人間の体の正常なバイオリズムとして、早朝起きた直後は副交感神経が高いのですが、昼にかけて交感神経の動きが活発になります。そしてその結果として体を動かしやすくなっていくのですね。
続いて、夕方かから夜にかけて、次第に交感神経が弱まり、逆に副交感神経が高まってから体がリラックスして寝られるような状態に終息していきます。最後に就寝中は副交感神経が支配して体の機能が落ち着き、朝を迎えるというリズムを体は繰り返します。
そのバイオリズムが乱されることが、自律神経の偏り、につながります。
バイオリズムの乱れの原因の一つとして台風や夏の影響を先にあげました。
台風や低気圧と夏の影響が重なることで体はどうなるのでしょうか。
夏は血管が広がりやすい状況ができることは先にも述べましたが、低気圧が通過するタイミングでも血管拡張が起きやすくなります。その二つが重なることで、より副交感神経が反応しやすい状態が作られやすくなります。
副交感神経が反応しやすい状態に外部環境がなってしまうと、自律神経の調整機能が弱い人は朝の副交感神経優位がずっと続き、昼になっても交感神経の高まりが悪くなります。
そうして交感神経の働きが弱く、副交感神経の反応が強い状態が一日続いてしまうと、いつまでも朝の体のだるさの状態が続き、抹消血管の拡張が収まらずそこからくる頭痛、そして内臓のむくみからくる腹痛、肩の筋肉や腰の筋肉の活動が弱まり、こわばりが出てきます。
そのもろもろの体の状態が
みぞおちのあたりの痛み、のどの圧迫感、背中の違和感、肩の緊張感
という形で体の表現されるわけなのだと、私は考察しています。
少し長くて申し訳ありませんでした。夏本番や、夏の終わりにかけて自律神経の治療を求める人が多くなるのはそういった理由からなのでしょう。自律神経って見えないものなので分かりにくいので軽く説明をしてみました。
こうならないためには、自律神経がいつでもスムーズに切り替わるようにしている必要があるということですね。
僕たち手技療法を行う人間は、体がそういった状態になるために施術を行います。
ちなみにどういった考えで自律神経の治療をしているのかはこちらを参考に頂けると幸いです。
ここからは夏の体の疲れが出やすい時期ですので皆さま注意いたしましょう
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こんにちわ、毎日マメにブログを書こうと何度も思いましたが、どこかでくじけてしまいます(笑)
くじけぬ心が欲しい(知る人ぞ知る特性です(笑))
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JUGEMテーマ:健康
こんにちわ、ようやく天気が回復の方向に進んでいます。しかし、いままでずっと曇りだった天気が晴れに変わると気圧の変化が生じます。するとまた、体の調子が悪くなる。
ということで、頭痛や、お腹の調子を悪くされている方も多いのではないでしょうか。
ここ最近の天気の変化、特に冷夏の影響でぎっくり腰の方が何人か来ていらっしゃいましたが、回復の方向に進み始めています。
さて、そういう方の話を聞いていると、ぎっくり腰初めてやりました!っておっしゃる人は結構少ないです。
一年前になりました、や、二か月前になっていてそのまままた繰り返しましたなどなど。
要は腰痛 ぎっくり腰は再発しやすいということです。これは腰痛もちならあるあるネタだと感じます(笑)
ではなぜ腰痛、ぎっくり腰は再発しやすいのでしょうか。これは僕が出張治療をしていて、ぎっくり腰ばかり見ていた時に本当によく考えました。そして、自分の近親者にぎっくり腰が起きて、それが何度か繰り返したときに、本気でその繰り返す可能性を考えて答えを出す必要があるなと感じました。
ということで、いろいろ考えた結果、出した結論、それは
体の積載量が足りない!!
ということです。
積載量とは、物を積むことができる量の事です。よく車や、トラック、船で積載オーバーという言葉を聞くと思います。あれが人間にも適応できるのでは、と考えたのです。
ぎっくり腰や腰痛の人を良く見ていると、総じて年齢が似たような年である事、そして、体重が重い人や、筋肉が落ちていそうな人に起きていると感じました。
自分の体重に比べてそれを支える能力が足りていないがゆえに、腰の筋肉に負荷が過剰にかかり、結果壊れる。
※このあたりの詳しい理由はとりさるモンの動画、30代で腰痛が起こる原因はもん! 参照
体を触っていての主観なので別にエビデンスがあるわけではありません。だがしかし!経験則というのは案外馬鹿にできませんので、その方向で私は原因を考えています。
※そもそも我々手技療法の人間はエビデンスに縛られてしまっては良さがなくなってしまうという持論を持っています
ということで、人間において積載量を増やすとはどうすればいいのか、という新たな疑問が出てきました。そしてその対応策は
、お尻と、太もも、ふくろはぎの筋肉量のアップ、および各箇所の疲れをとる、という結論に至っております。
その腰痛再発防止、お尻と太もも ふくろはぎトレーニング動画をとりさるモンが説明していますので、興味のある方は参考にしてください。
その理由はまた今度、気が向いたらブログにつづっていきます。
積載量が少なければそれだけ体の維持が不安定になり、ちょっとした負荷がかかっただけで倒れたり、動けなくなったりします。
皆さん腰痛を抱えていない人も、自分の積載量は常に余裕を持った状態を保つことをお勧めいたします!
【調布市国領で腰痛治療から自律神経ケアは三華堂はりきゅう整骨院】
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JUGEMテーマ:健康
ついに夏っぽい季節になりました。
数日前からは湿度と温度が上がり、夜も寝苦しくなっています。こういう時期の体のケアは皆さん行っていますか?
湿度が増えるとどうしても体内の水分も多くなります。そのような体内環境が作られると、体の不具合も増えてきます。
さて、それでは梅雨から初夏にかけてどのような不具合が多くなるのでしょうか。
いろいろあるのですが、腰と膝の痛みもその中の一つです。
ぎっくり腰 や 膝の痛みは冬に増えそうな印象があります。もちろん冬、三月くらいに多くなります。しかし、梅雨から初夏にかけても増えてきます。それはまさに湿気の影響ですね。
それでは、ぎっくり腰になったらどうなるのか。なったことがない人にはわからない事です。
おそらく職場で『腰が少し痛いんだよね』『この間ぎっくり腰になってちょっと腰が痛い』などといった笑い話の会話を聞いたことがあると思います。
だから、なんとなく腰が痛くなる。という認識はあると思います。
だがしかし、本当のぎっくり腰は非常に激しい痛みを伴います。だから、会社で笑い話の延長上の症状と思われて、少し腰が痛い、の認識でいると、大変なことになります。
痛みの度合いは様々ですが、私が見てきたぎっくり腰の度合いですと・・・
MAX→一歩も動けず半年寝たきり
ややMAX→少し触れると体をのけぞらせていたがる、なので体を動かすことが不可能。
上の中→一歩も動けず一週間寝たきり
上の下→かろうじて寝返りが打てる
それ以下→寝返りは打てる、這って歩ける。
私の中でランク付けをすると上記のような状況です。
なので立って歩けているレベルであれば軽度といえると思います。
つまり、少し腰の違和感がある、をほおっておくと、最悪最上位のぎっくり腰の状態になる事もある、ということです。
何が大切か、というと常に体の声に耳を傾け、自分の許容量を理解する必要があるということです。
そのために体のケアを行い、客観的に体と向き合う時間を作ることは大切なことです。そうすることで、自分がつかれているのか、まだ大丈夫なのか、という事がわかり、最悪の状態を迎えなくてよくなると感じます。
自分でケアを行うのは基本ですが、定期的に施術を受ける時間を設けることで客観的に体と向き合う時間を作れます。体に不具合がある方はそういった時間を作るように検討してみてもいいかと思います☆
【調布市国領で腰痛治療から自律神経ケアは三華堂はりきゅう整骨院】
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JUGEMテーマ:健康
先日患者様から、自分が開業した時は50件くらい回ってチラシを置かしてもらった。開業当初は汗をながしてなんぼだ、というお話を伺いました。
なるほど、私はチラシを置いてもらうために近所のお店に挨拶には行っていませんでした。お隣の美容室【さくら】さんにはお隣さんということでいってたらあちらから置いてあげるということを伺い置いていただきました。
ということで昼休み、自宅への帰り道でいつも気になっていた美容室へチラシを置いてもらえるか伺いました。なぜか私がいしきしているのがいつも美容室(笑)。昔長い間ヘアモデルをしていたことも関係しているからでしょう。
その美容室の名前は 調布市国領の美容室SUR(シュール) 髪を傷ませない美容院。
髪の毛の病院といネーミングあは初めて聞きました。だから毎回店の前を通るたびに気になっていたのです。しかも病院というくらいですから、若干医療を意識しているのであれば、鍼灸院と親和性は高いなとも思いました。
ということで、お店に勝手にお邪魔させていただき、チラシを置かしてほしい旨を伝えると、忙しい中快く引き受けていただきました。初めてお願いしに行って、いきなり置かしてもらえるとは思えなかったのでうれしかったです。しかも名刺も併せて置いていけば?ということだったので名刺も置いていきました。
代わりにうちの資料も店内に置かしてほしいとのことだったので資料をいただいてきました。
資料を拝見すると、頭皮ケアと顔のケアを合わせて施術している美容室です。これ、美容鍼と目的は同じところですね(笑)院の中においても違和感はありません。
美容室でこういうことをやっている所は珍しいのではないかと思います。
国領で髪の毛の悩みや、頭皮、フェイスラインもヘアカットと併せて相談したい場合はお勧めできます。
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こんにちわ、久しぶりのブログです。とりさるモンの日記を公開いたしましたのでお知らせです。
とりさるモンの思い出日記『通り雨に打たれたもん!』をアップいたしました。よろしければ見てあげてください☆
ということで思い出日記シリーズの絵も数えるとだいぶ増えてきました!数えると23個あります。
自分で見返してもよく作ったなーという印象です(笑)
思い出日記とは、とりさるモンが休日にしたことを日記に書いて、その時の写真も併せて貼っているという内容になります。
毎回とりさるモンたちがいろんなところに出かけたり、自分たちの治療院でイベントをしたりとその時旬なことを行っています。
ご興味がある方は是非とも見ていただけると幸いです。
さてとりさるモン、これからもっといろんな方に見ていただくために新しい何かを始めないといけません。
今度一つ試しに作ってみるつもりですが、他のアニメのキャラクターの体の悩みをとりさるモンがふさわしいツボを勝手に決めて解決していく という動画を作ってみようと思います(笑)
短い分数の簡単な動画で、見てもらいやすいものにしたいなーと思います。
こうご期待。
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こんにちわ、鍼灸を知ってもらうためのプロジェクト、とりさるモンの治療院!の第23話【お灸は水に弱いもん!】を公開いたしました。
早いもので、もう23話になりました。途中いろいろ忙しかったために制作が追い付かなくなりました。なので2か月ほど遅れて投稿しています。
今回のお話は、とりさるモンの治療院のお休みの日の一幕になります。お灸の精霊もぐっさんは晴れた日の縁側でゴロゴロするのが大好きです。そこに中国鍼の精霊シンさんがやってきて一緒にゴロゴロするのですが.....
と、たわいもないお話です(笑)
お灸の性質について軽く触れている動画です。あとは最近出てきたお灸の精霊もぐっさんが主役のお話を作りました。良ければご覧になっていただけると幸いです。
一年で24話、鍼灸が関係したアニメを作る、というのがまずはとりさるモンの治療院!の目的地でした。もうすでにゴールが見え、
次がラストのアニメになります。
そしてそのラストのアニメが作られて【とりさるモンの治療院!】が完全な状態として存在することになります。
そう、ここからが【とりさるモンの治療院!】のスタートラインです。実はここまでのアニメはとりさるモンの世界観と仲間たちを登場させるためのストーリーです。
これからとりさるモンたちと一緒に鍼灸や整骨院といった本当に地味な仕事に光を当てていきたいなと思っています。そのために彼らとどういったことをすればいいのか、これから考えて動いていきたいなと思います。
何がいいと思いますか?何か意見がある人がいれば是非とも伺いたく思います(笑)
グッズとか、アイテムを作るのも何か違う気がして今まで何も作っていません。というか制作に力を使って、作るための活動資金がないからでもありますが(笑)
何か面白いことをとりさるモンを使ってできればいいなと思います。
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今日も肩のご相談を頂いた患者様にお灸を渡しておきました。毎日お灸でケアしていただきます!
早く良くなれば患者様にも特ですしこちらも安心します。
痛みがとれるなら何でもやるべきです。
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こんにちわ、店舗の開業をしてからひと月と少しが過ぎました。
いろいろありすぎて、開業って改めて大変だなと感じます。
ということで出張施術中は腰痛ばかり見ていましたが、最近相談が多いのが、肩の痛み(五十肩)。出張施術中には五十肩の治療もやりました。
腕を前にあげると腕の前が痛い、腕の後ろが痛むという五十肩の症状の人が相談にいらっしゃることが多いです。
うちは看板に腰痛、自律神経、という風に出しているのですが、肩の相談にいらっしゃいます。
鍼灸や整骨ってどんな症状でも見るのが基本なので肩が来ても問題はありません。
というか、腰痛、自律神経を打ち出していますが、とりあえず今までたくさんやった分野を書いて
わかりやすく看板で見せているだけなので、膝がきても肩が来ても、そのほかどんな症状が来ても基本的には
やることが変わるわけではないので問題がないのです。
ということで、最近肩の痛みに関して相談を受ける事が多い今日この頃。大体は五十肩の症状ですが、
中にはそうでないのも混じっています。
腱板の何かしらの不具合、これの場合だと、腕を上げたら肩が痛む、というのとはちょっと症状の出方が違うように思います。
五十肩は肩関節周囲炎なので腱板の不具合もこれに含まれるといえば含まれるのかもしれませんが。
なので、その部分をもう少し素早く切り分けしていかないといけないなと感じる今日この頃。これだけ肩ばかり来ていればなれちゃいそうですけどね。
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