普段なら夜はテレビをつけて、テレビから吐き出される情報のシャワーを浴びまくっているのですが、今日はそういった無駄な情報は一度遮断してみようと思い、無音の中にいます。
無駄な情報がない、そういう時間を実はそれほど過ごしていなかった最近、いざやっているといろいろな事を思いつくものですね。
そこで今ふと思った事があったのでブログに書いてみようと思いました。
人と会うときのお話ですが、一流の人と会う、そして話をする事が自分の成長につながると言われます。
というか、自分よりも経験豊富で思慮深い人と話せばそうですよね(笑)当然の事です。
その方から学び、出てくる情報を全て身にしようと思えば、それは大きな財産になります。
まあ、そうなのですけども、ここでふと思ったのが、一流の人とお会いして、少しでも時間を共有する事があるのならば、
【その人から何かを吸収しようと思うよりも、その人が求めている事を一つでも感じる事の方が大切】
なのではないのかと思いました。
おそらく格下であろう僕等は何かが欲しくて堪らないのは当然なのですけども、お話させていただいてる一流の方々も同じ人間なのであればきっと何か欲しいものがあるのではないかと思います。
【欲しいもの】
それは、別に物質的なものや、お金や地位とかそういうものではなくて、例えば単純に趣味の話を共有出来る事、とか、昨日読んだ本の事を話せる相手、とか、若い人と関わる時間とか、いいペットのドクターの情報とか、
話せば何かしらあるのではないかと思います。
そういう、一流の方が望んでいる事を聞く事が出来る時間、それが一流の人とお会いする時に意識する事なのかな、とか思いました。
その人の欲する物を理解してそれを提供出来れば、また会いたいと思ってもらえるし、信頼してもらえるからですね。
そうなればまたお話する機会も生まれるという物です。
こう考えると、いろんな事に応用出来ますよね。
治療に置き換えて考えると、究極の話、治療って患者さんの体が欲する刺激を与える事なのではないのか、という風にも考えられます。
患者さんが欲するわけではなく、患者さんの体が欲する刺激ですね。
それを感じる為に手で触り、脈をとり、そして話を聞く。
そうして集めた情報で患者さんの体が欲する刺激を与えていけば、きっといい事が起きるのではないのか、と思いました。
いらない刺激を排除して刺激のない時間を過ごすと、いらないエネルギーを消耗しなくなるのかもしれません。
人は体のエネルギーを溜め込むと、逆に体の負担になります。それ故に、無駄なエネルギーを溜め込まないように刺激を体に与える事でエネルギーを発散させる癖があります。
食事や、飲酒、テレビからの刺激や携帯ゲーム、性行為、そして睡眠も実はエネルギーを使う行為でもあります 、、。
エネルギーが溢れてる状態ならばそういった刺激もいいのですが、毎日の習慣になっていた場合、エネルギーがないのに惰性でやってしまう事があります。
そうなると、エネルギー不足になり、必要な事が出来なくなります。
なので、もしそうなっている可能性がある場合は一度、全ての刺激を排除してみるといいかもしれません。
そうする事で、本来やらなければいけない事にエネルギーを使う事が出来るようになるので、自然といろいろな発想や今まで後回しにしていたやらなければいけない事を自然とやりだすと思います。
今回の発想は、いわゆる【利他主義】という、まあ割とよくある話なのですけども、自分でそう発想が出来た事が大切な事だと感じました。
皆様も、もし刺激過多になっていて本来考えなければならない事ややらなければならない事があるようでしたら、一度無音の生活をしてみる事をお勧めします。
一時間でも無音にしてみるといろいろと考える事も出るでしょう
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